用語集1
1)単位大学生の心臓で作られており、大学にいる以上は単位の呪縛からは逃れられない。
授業ごとの担当教員が所持しており、テスト等で合格するともらえる。休まず出席しただけで貰える場合もある。
逆にこれを失う(落とす)と最悪の場合死に至るので、テスト直前には必死に勉強している学生を見ることができる。
なお、落とさなくても大学が指定する条件(単位数、特定の授業の単位)を満たしていなければ死ぬ。
2)一般教養(通称:ぱんきょー)
大学の授業分類の一つ。NHKテレビ講座ばりの何とも言えない授業で、ひたすら豆知識が生まれる。
単位取得難度は低めだが、何とも言えない授業であることが多いので学生の士気も低く
途中脱落者も多い。沢山の授業が開講し割りと取り返しのつく単位なので落としてもさほど痛くないが、
必修である外国語の単位を落とすと死ぬ。
3)課程外科目
自分の学科とは直接関わりは無いが近い科目の授業。例えば化学や生物系学科の人間が物理を履修する場合や、
動物専攻の人間が植物の授業を履修する場合などがこれ。
授業自体に興味があっても想像以上に難解であったり教員の課題が膨大だったり授業でやっていないことが課題やテストに出てきたり
色々と波乱があるので単位取得難度はやや高め。興味が無い授業でも取らざるをえないことが多いので、テスト前には学生がよく憤死している。
4)必修科目
自分の学科の授業。落とした場合、来年後輩と一緒に受講することになる。これを何度か、あるいはいくつか落とすと簡単に死ぬ。
教員も一応は配慮してなるべく落とさないようにすることがあるので、落としたと思った学生は恩赦を求めて研究室の門を叩くことがある。
授業内容は学年相応に高度となり、出席点が少ない。これを逆手に取ってサボる学生も多いが、
最後には「出席していれば落ちなかった」と言い残して死ぬ。
5)1コマ
朝8:30あたりから始まる授業がもつ属性。朝起きられないと死ぬ。
6)代返
他人の欠席を出席に変える奥義。代返の使い手は多様なくせ字、声色を修得するという。
教員が最も警戒する技能であり、気取られた場合は干されて最悪死ぬ。